2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

リンク集

無料ブログはココログ

« 看板 ー種々雑駁に その3ー | トップページ | 伏見を自転車散歩 »

2011年9月27日 (火)

突抜 ー天使突抜通ー 続編

天使突抜通 2

 前回の「突抜ー天使突抜通ー 正編」では、天使突抜通沿いにあって、北は高辻通から南の六条通にかけての舟屋町、天使突抜一町目〜四町目について記事にしました。
 これらの天使突抜各町は、西本願寺寺内町エリアの北部(六条通より北)にあって、町名としての「天使突抜一町目〜四町目」を表していた。

 今回は、それらとは別の「天使突抜」各町について記してみます。
 先の天使突抜各町の南側で、東中筋通六条から七条までの間にある、西本願寺寺内の各町もまた「天使突抜」を称していたというのです。
 これらは、六条通以南の天使突抜通(東中筋通)に面した寺内町を、北からその位置を順「天使突抜◯町目」というように示したものといえる。

 『京都坊目誌』は、次のように六条通以南の旧寺内町各町にも、「天使突抜◯町目」という別称のあったことを記しています。
 「學林町 天使突抜とも稱す。元寺内に属す。」「柳町 天使突抜二町目とも稱す。舊寺内に属す。」「紅葉町 元寺内に属し。天使突抜三町目と稱す。」としています。 
 なお、南端の「文覚町」には、天使突抜三町目を称したという記述はありません。

 *「西本願寺寺内町」の概念やエリアなどについては、以前の記事(2011.9.7)「町名の由来と仁丹町名表示板 その1」中の、仁丹町名表示板「下京區新町通花屋町下ル東若松町」の説明に際して、注記の形で簡単に記しましたのでここでは省略します。

 また、『京雀』にも以下のような記述があります。
 「六條通さがる ◯天使のつきぬけ ◯同二町め 七條坊門さがる ◯もみぢ町 辻北こうぢさがる ◯もんがくの町」

 

 今回の寺内町エリア内の「天使突抜」各町と、それらに対応する現在の町名とその由来を仁丹町名表示板を介して見ます。

天使突抜 → 現・学林町
 この地に西本願寺の学林が設けられたことによる。学林は西本願寺僧侶の研究教育機関であるが、明治4年本山廊内に移転した。

Photo

天使突抜二丁目 → 現・柳町

 町名由来は近傍に花屋町・紅葉町・若松町といった町名があり、それに倣って命名したものとされる。

Photo_2


天使突抜三丁目 → 現・紅葉町

 町名の由来は近くに文覚町や高雄町など、高雄に由来由来する町名があることによるという。

_01

現・文覚町
 平安時代末期の頃、高尾山神護寺の文覚上人が勧進の途中不埒な事があったため、後鳥羽上皇の咎め(勅勘)を受けて100日間の入牢を命ぜられた。その牢舎がこの地にあったことが町名の由来という。

Photo_3

« 看板 ー種々雑駁に その3ー | トップページ | 伏見を自転車散歩 »

仁丹町名表示板」カテゴリの記事

町名・地名の由来」カテゴリの記事

辻子(図子)・突抜」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 看板 ー種々雑駁に その3ー | トップページ | 伏見を自転車散歩 »