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2022年1月

2022年1月28日 (金)

ランプ小屋

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 この「ランプ小屋」は、JR奈良線の「稲荷」駅に残されています。

 日本の鉄道は国が設置とともに運営をする方式で、明治5年(1872)に新橋〜横浜間が開通しました。
 明治7年(1874)に大阪〜神戸間が、明治10年(1877)に京都〜大阪間が開業しました。そして、東海道線新橋〜神戸間の全線が開通したのは明治12年(1889)でした。

 東京へ向けて延伸するため、明治13年(1880)に京都と膳所(旧大津駅)の間を開業しました。
 ところが、この東海道線の京都〜膳所間は現在とは違って、大正10年(1921)まで京都〜稲荷〜山科〜大谷〜馬場(膳所)というルートで結んでいたのです。

 なぜ、京都から真っ直ぐ東へと向かわないで、このように迂回するルートをとったのでしょうか。それは、東山山地が南端の一部を除くと大部分が急傾斜地であったためでした。
 このような、急曲線と連続急勾配となる立地条件であったため、いったん京都から稲荷まで南下したうえ、ここから北東へ大谷を経て膳所に至るという、東山と山科盆地を大きく南に迂回するルートをとったのです。

 しかし、技術の進歩により大正10年(1921)、東山トンネルと新逢坂山トンネルを掘削して、京都〜膳所(大津)の間を最短距離で結ぶこととなったのです。
 このため、旧ルート中の京都〜稲荷間は、現在ではJR奈良線の一部となっています。

 当時の列車前照灯や客車内照明、保線・駅員の持つ信号灯などは電球ではなくランプを使用していたのです。その油の貯蔵や灯具の保管・整備のために設けられたのがランプ小屋で、主な駅に設置されていたそうです。その一つが旧東海道線ルートの稲荷駅(現在のJR奈良線)に残されているものです。
 このランプ小屋、国鉄最古の建物として昭和45年(1970)に準鉄道記念物に指定され、現在では昔使用されていた鉄道標識等を収蔵しています。




2022年1月14日 (金)

珍しい鳥居 ー奴禰鳥居(ぬねとりい)ー

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 鳥居は神社や祠の入り口を表わす門で、神域(神様の世界)への入り口であり、俗界(人間の住む世界)との境界だと言えます。 なので、鳥居の内側は神聖な境域とされ、鳥居をくぐる際には一礼するのが作法とされています。

 鳥居には多くの形式(種類)がありますが、大きく分けると神明鳥居と明神鳥居の2種類に分かれるようです。しかし、形式による細かい違いは別として、私たちがよく見かける一般的な鳥居の構造は、次のようなものでしょう。
 二本の柱の上に笠木(かさぎ)が渡され、それが二層となっている場合には笠木の下部に接した形で島木(しまぎ)が渡されています。そして、その中央部から両端にかけては上方へ反っています。
 島木の下側には二本の柱を固定するため貫(ぬき)を通していますが、柱と貫の間隙に楔(くさび)が打たれているものもある。そして、貫の両端が柱の外側に突き出ている部分は木鼻(きばな)と呼ばれます。
 なお、笠木(もしくは島木)と貫との間には、額束(がくづか)が立てられていて、多くはここに額を掲げています。
 二本の柱の上部には台輪が、下部には亀腹(饅頭とも)や藁座が施されることがある。

 ところで、当ブログでは以前(2017年12月1日)に「京都三珍鳥居」と称される珍しい鳥居として、木嶋神社(蚕ノ社)の三柱鳥居、伴氏社(北野天満宮末社)の蓮花が刻まれた亀腹(鳥居台座)、厳島神社(京都御苑内)の唐破風様笠木の鳥居を取り上げたことがあります。
 今回は、写真のような奴彌鳥居と称する鳥居です。これは、極めて稀な鳥居で日本中に次の二基しか無いとのことです。
 その一つは伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)末社の荷田社(かだしゃ)で、もう一つは錦天満宮(にしきてんまんぐう)摂社の日之出稲荷神社(ひのでいなりじんじゃ)ですが、二社ともに京都にあります。

 この奴彌鳥居の特徴は、島木と貫の間にある額束(がくづか)の上部から左右両側に、合掌型の破風扠首束(はふさすつか)をはめ込んだ形となっています。
 なお、千本釈迦堂(大報恩寺)稲荷社の鳥居は、破風の中央の扠首束(さすづか)が無いので、奴禰鳥居のいわば亜種ともいえるものです。




2022年1月 7日 (金)

明けまして おめでとうございます

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 松飾りも今日を最後にお払い箱となります。
 松の内というのは松飾りのある間を言ったもので、元々は元日から15日までだったのですが、現在では7日までとすることもあるのですね。

 年末年始はブログの更新を休んで、お酒など頂きながらのんびりと過ごしていたのですが、あっという間に休みは終わってしまいました。(なんとも残念!)

 来週の金曜日からはまた自転車操業で記事の更新に努めたいと思っています。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。




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