思いのまま
前回は遅咲きで薄緑色の花を咲かせる桜、御衣黄の花をアップしました。
今回は遅咲きの絞りの梅の花です。遅咲きとは言うものの、時期が外れ過ぎて可笑しいのですが・・・。
写真の梅の花、撮った時期は普通の梅よりかなり遅くて3月24・31日でした。
その名は「思いのまま(思いの儘)」、またの名を「輪違い(りんちがい)」と言われています。
1本の木のしかも同じ枝に、紅・ピンク・白の八重の花が咲くのは「咲き分け」「源平咲き(源平仕立て)」と言い、紅白まだらの花が咲くのは「絞り」と言われるようです。
梅の花の色は本来は白色なのだそうです。
突然変異で花の色に変種が生じると、それを接ぎ木や挿し木によって増やしていくようです。接ぎ木や挿し木をした場合は、その枝に咲く花は元の木と同じ色になります。
品種改良をするとき思うような花に咲かせられなくて、木が勝手に思いのままに色を咲き分けたのが「思いのまま」ですが、これも突然変異なのでしょう。
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