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2024年1月12日 (金)

珍しいマンホールの蓋(2点)

 私たちが道路上で見かけるマンホール蓋のほとんどは、下水を流すために地中を掘った管渠の蓋ですが、ときには電線・電話線・水道管・ガス管などを収めた共同溝に保守点検のための入り口の蓋があり、また消火栓の蓋も見かけます。
 下水溝のマンホール蓋は、自治体ごとに趣向を凝らしたデザインのものが増えてきているので、町歩きで面白いものを探し当てて眺めたり写真を撮ったりするのも楽しいものです。なかには自治体の発行するマンホールカードや蓋の実物を集めているマニアックな人もいてマンホーラーとも呼ばれているようです。

 この記事の本筋からは脱線しますが、・・・

Photo_20240110142801

 かつて山口県湯田温泉(詩人中原中也の生地)の山頭火通りで上のようなマンホール蓋に遭遇しました。
 俳人の種田山頭火が湯田温泉(山口市)の千人風呂に入浴した折に詠んだ俳句で、「其中日記」の昭和9年5月26日のくだりに、「千人風呂」という前書きとともに次の三句を記しています。

 ま昼ひろくて私ひとりにあふれる湯
 ぞんぶんに湧いてあふれる湯をぞんぶんに
 ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯
  (父親に連れられた男児と女児が温泉につかっている図でしょうか)


「私」の刻印がある蓋

Photo_20240110143501

 さて、この記事の本筋に話を戻します。
 このレア?なマンホールの蓋は、下京区若宮通松原上ル薮下町の側溝にありました。(微妙な違いはあるものの、仏光寺通新町西入、綾小路通富小路東入でも目撃)
 マンホール蓋は道端の下水側溝に敷設された公的なものですが、この蓋の場合は「私」とあって、いかにも私的なものといった雰囲気が濃厚ですね。

 そこでネットで、「京都市ホームページ」から「京都市上下水道局」のサイトへと辿るとページ番号116479に次のような記載がありました。
 
Q5 下水道使用料は,どのようにして決められていますか?
A5 下水道使用料は,水道使用量を汚水排出量とみなして計算し,お支払いいただいています。
 ただし,水道水以外の水を公共下水道に流される場合は,排出量に応じた下水道使用料をお支払いいただいています。

 ・・・とありました。つまり、写真のマンホール蓋の「水」は、使用した水道水以外の水を下水側溝に排水していることを表しているようで、次の規定が記載されていました。

『水道水以外の水(地下水等)を使用されているお客さまへ』
 以下の場合は,京都市公共下水道事業条例第10条の定めにより、届出をしていただき、排出量に応じた下水道使用料をお支払いいただく必要があります。
※下水道使用料の支払いを免れようとした場合等には、過料が科せられることがあります。
 
・井戸をご使用されているお客さまで、井戸水を公共下水道に流される場合(手動式の井戸を除く)
・マンション、ビル等の建設工事により湧水が発生し、この湧水を公共下水道に流される場合
・マンション、ビル等を建設後、地下の湧水槽に溜まった湧水を公共下水道に流される場合
・雨水、山の湧き水、河川の水等、水道水以外の水を、利用目的で貯留し、トイレ等に利用することで公共下水道に流される場合



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